2020年3月9日月曜日

引きこもり生活の始まり・・・

3月は、予定されていた衛生講習会などが軒並み中止または延期・・・。

新型コロナウイルスの蔓延により、出歩くことも敬遠される中、こういう機会にこそ、事務所に引きこもり、日ごろ忙しくてできない仕事を頑張ろう!

よりわかりやすい講習会用のレジュメを模索しつつ、顧問先のHACCP構築に腰を据えて取り組む毎日です。

講習会は、如何にわかりやすく伝えることができるかに尽きるなぁと日々感じています。
今年度は、個人で食品製造をされている、特にご年配の方々が多かったこともあり、通常使用するレジュメでは、難しいというお声を頂いたことで、大幅に見直しをしました。

その結果、後半戦では「この間の先生より100倍わかりやすい!」、「やっと意味がわかった」、「HACCP、なんとかなりそうな気がします」とうれしいお言葉を数多く、頂くことができるにいたりました💚

世の中に出回る「HACCPとは?」という情報は、いわゆる食品工場然とした事業者を想定した内容が多く、手引書を見ても「金属検出器(金探)」、持っている前提だったりします。

が、大半の小規模な食品製造事業者は、まったくピンとこないのです。

例えば、よく見かける「従来方式」とこれからの「HACCP方式」の比較を表したこのイメージ(厚生労働省リーフレット「ご存知ですか?HACCP」より)も、ものすごくかみ砕いて説明しないと、「抜取検査?」、「監視?」、「???」となるんです。

われわれ専門でお仕事をさせて頂いている側は、「これでもか」というほど、かみ砕いて、揉んで、すり潰して、お話をしないと、単語ひとつ取っても、受講者側からすると「初耳」であることが多いんです。

講習会は、「知っていること」をひけらかす場ではないということがわかっていない講師も世の中には多いようですから、そうならないように、
  
 相手の立場に立ってレジュメを作る、話す!

ここらへんに気をつけて、今月は、引きこもるようにしよっと😉

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